高濃度ビタミンC点滴療法
高濃度ビタミンC点滴は、昨今増えている癌の補完療法の選択肢の一つとして注目されています。また、健康増進、血管の老化予防などのアンチエイジング効果を期待した利用もされています。
とは言え、まず食事、運動、ストレス調整やその他の生活面を整えることが大切です。さらにプラスアルファとして比較的負担の少ない、また今の治療の効果を高めることを期待して利用していただきたいと思います。

1950年代にノーベル賞受賞科学者であるライナス・ポーリング博士が、ビタミンCの大量療法がガンの予防・治療に有効であることを報告したことに端を発します。しかし、それ以降医学会では有効性を否定する論文が発表されしばらくビタミンC療法は忘れ去れていました。
その後、2005年9月20日付の「米国科学アカデミー紀要」にビタミンCが選択的にがん細胞を殺す作用が発表されてから再び注目されるようになりました。
現在は世界中の補完療法を実施する医師がビタミンC点滴療法を行っています。

ビタミンCの治療効果は、血液中から細胞外液に出た時に発生する過酸化水素が、がん細胞にダメージを与えることで効果を発揮します。本来は過酸化水素は体にとっては毒で体を酸化させる働きがありますが、がん細胞が持たず正常細胞が持つカタラーゼという酵素が中和してくれるためがん細胞に選択的に効果があるのです。
このような方にご利用いただけます
  • ガンの予防ならび補助治療として
  • アンチエイジング(健康増進、血管の老化予防など)
  • うつ病などの精神疾患
  • アレルギー疾患
  • ウィルス感染症(B型肝炎、C型肝炎、エイズなど)
治療の流れ
STEP.1赤血球内の酵素、G6PDが欠損していないかを調べ、この治療を受けることが可能かを確認します。
日本人には非常にまれですが、もしこの酵素が欠損している場合、大量のビタミンC投与で赤血球が壊れ貧血を起こすため受けられません。その場合は別の方法を患者さんと相談の上検討いたします。
STEP.2ビタミンCは、12.5g, 25g, 50gと徐々に増量していきます。点滴後の血中ビタミンCが3500~4000microg/ml(350~400mg/dl)になることが最も治療効果が高いことが明らかとなっています。その血中濃度を達成するのに必要なビタミンC量を決定し、治療効果を見てまいります。
STEP.3一般的には治療開始後6ヶ月は、週に2回の点滴を、それ以降は状態を見ながら減量してまいります。
STEP.4特に根底に冷えがある場合は本治療と合わせて、還元電子治療を行うことで治療効果が高まることが期待できます。
注意点
  • 心臓が悪い方(心不全の治療中の方)や腎臓(高度の腎不全や透析中の方)は、安全性が確立していないため本治療はご遠慮ください。
  • G6PD欠損が認められた方も本治療はご遠慮ください。
  • 血管に沿った痛みや頭痛、吐き気などが生じることがあります。その際はそれらの症状を緩和するための対応をいたします。
  • 低血糖になる方がおられるため、点滴前には食事はしっかり摂るようにしてください。また糖尿病でインスリンを打っている方は見かけ上血糖が高くなることがあるため、間違ってインスリンをいつもより多く打つと低血糖となるため注意が必要です。
  • ビタミンCのカルシウム排泄作用により低カルシウム血症をきたした結果、体の振るえ強ばりが起きることがあります。その際にはカルシウムを注射して対処します。
  • ガンの補完療法として本治療をご希望される場合、3大療法との併用は可能ですが、メソトレキセートと言う抗がん剤を使用している場合、投与前の24時間、投与後の48時間はできません。また、多発性骨髄腫でベルケードという薬剤を使用されている場合は、投与前後12時間は本治療はご遠慮ください。
  • 万能な治療ではないのでこれだけで癌が治ることは保証できるものではありませんのでご注意ください。
  • 補完療法は唯一の治療法ではありません。この治療だけで改善を期待するのではなく、平行して食事を含めた生活調整、その人の見えないプロセスに注目することも重要です。診療の際に皆さんに合った生活調整について相談しながら決めてまいります。
価格
ビタミンC 12.5g12,000円(30分)
ビタミンC 25g18,500円(60分)
ビタミンC 50g26,500円(80分)
ビタミンC 62.5g27,500円(90分)
ビタミンC 75g29,500円(120分)
ビタミンC 100g 31,800円(180分)
G6PD検査10,800円(初回のみ)
血中ビタミンC濃度測定5,400円
  • 初回のみG6PD欠損症の有無のチェックの採血10,800円を頂戴いたします。
  • G6PD欠損症の方は本治療を受けられないので注意が必要です。
  • 血中ビタミン濃度は治療効果に影響します。その人の状態によって血中濃度の上昇の仕方に差があるため、適切なビタミンC点滴量を決めるために適宜行います。
    その人の状態や体質によりますが、点滴を必ずしも最大量の100gまでやるわけではありません。

インフォメーション
◆診療案内
◆お問い合わせ
045-212-0860
受付 9:00~18:00(土曜 13:00)
◆アクセス
JR京浜東北線(根岸線)/横浜市営地下鉄 「関内駅」から徒歩約10分
みなとみらい線「日本大通り駅」1番出口 県庁口出口からすぐ
〒231-0005 横浜市中区本町1丁目4番地 プライムメゾン横濱日本大通 3F


TOP